長畑正道先生のご逝去を悼む
「特殊教育学研究」47巻1号が届いた。
追悼 長畑正道先生のご逝去を悼む の記事が驚きと悲しみをもたらした。
私と長畑先生との関わりは次の文献を読んだときから始まった。
1992年 長畑正道「わが国における心身小児医学のはじまり-別所彰善と精常園、生成学園尋常小学校、少年健康塾-」小児の精神と神経.30(1).
長畑先生は、少年時代に別所の精常園の夏季学校に参加しておられたのである。Y市の先生宅を2回訪問して、精常園のこと、別所のこと、精常園の機関誌のことなど教えていただいた。そして、別所に関する資料・文献を多数お貸しいただき、別所に関する小論をまとめることができた。
生成学園小学校と精常院別所彰善医師「育療」31号、2004年
また、長畑先生が一高時代に教えを受けた橋田邦彦氏について、少々の手紙のやりとりをさせていただいた。
小児精神医学の分野の開拓者である長畑先生は、病気(精神科領域)の子どもの医療と教育の歴史上重要な医師であり、教育者であられたと思います。
別所彰善と精常園、生成学園について資料収集が進み、生成学園に学んだ人と連絡がとれ、また元教師、孫の住所等が分かり、いずれ以前の小論をふくらませて、別所伝、あるいは精常園史をまとめたみたいと考えていた。そしてそれを長畑先生に見てもらいたいと思っていた。それは叶わぬことになったが、私は別所伝を書きたいと思う。それが私の長畑先生の追悼になると思う。


生成学園小学校と精常院別所彰善医師「育療」31号、2004年
投稿: kiri-n.管理者 | 2009年6月23日 (火) 23時59分