パウロ・コエーリョ ベロニカは死ぬことにした
パウロ・コエーリョ ベロニカは死ぬことにした 2001年 角川書店
作者は1947年ブラジル、リオディジャネイロ生まれ。24才のベロニカが睡眠薬自殺、精神病院で意識を回復する。薬の影響で心臓が弱って余命一週間と言われる。注射治療をするがたしかに心臓の動きがおかしい。病院内で出会う人たちとの交流によって、生きていく意志が生まれてくる。実は、意志が実験的に心臓の動きを調節する注射を打ち、死を再認識する中でどう生きるかを考えさせる治療を行い、それが成功する。入院中の3人の患者とベロニカを含めて4人が自分の精神の病を語る。
作中に作者は、自身が3回精神病院に入院していることを書く章を挿入している。自身の体験を元に書かれたものと推測できる。親との係わり、性的な葛藤が病の背景としてかたられている。


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