ギルバート・グレイプ ラッセ・ハルストレム監督 アメリカ 1993
父の死後、過食症になり、動くのも苦労するほど太ってしまった母、知的障害で、若くして死ぬだろうと言われて生きている弟、思春期で扱いにくい妹を抱えて、生まれ育った街から出て行くこともできない主人公ギルバート /田舎町、5人家族を支えるのはギルバート、母は肥満で働けず、弟は知的障害。障害児を持つ貧しい家庭にあって、家族思いのギルバードはどのように生きていけばいいのか。肥満、知的障害の家族を大切に思う心がある青年に必要なのは、仕事と恋人、そして姉と妹がもう少ししっかりとしてくれることだけ。まともな仕事はない。ハンバーガーショップができて、そこの店員になることさえ難しい。アメリカ、それはどういう社会なのか。仕事と恋人、人として普通にあっていいことが実現しない社会。ギルバートは家族を守ったしこれからも守っていく、それは見る者にとって嬉しい光景、でもアメリカには苦悩がある。2007.5.13。


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